news

2024.01.22 第53回 青森県溶接技術競技大会に向けて

2月10日に開催される「第53回青森県溶接技術競技大会」にわが社タケナカの整備士1名が出場します。

今までは資格はあってもほぼ独学で溶接作業をしてきた上、今回大会初出場で分からないことばかりなので、折角なら溶接のプロに色々と見てもらいたいということで実技講習を行いました。

講師には五戸町より厚生労働省委託高度熟練技能者の中里政人志氏をお迎えしました。

中里氏は「厚生労働省委託高度熟練技能者」の他に、「ものづくりマイスター」「あおもりマイスター」「青森県八戸溶接協会技術アドバイザー」の肩書を持ち、溶接関係の資格も多岐にわたって多数所持しています。現在は主に講師として技術を伝承する活動をしていますが、人生溶接と仰っていたように現場を何十年もご経験されていますので技術は一級品です。

講習は実技を重視し、やっては繰り返しやっては繰り返し、その都度ご指導をいただいて練習を繰り返しました。中里氏の教えは力強いのにとても優しくて受講者の気持ちに寄り添ってくれます。それもあって和やかな雰囲気の中とても盛り上がっていき、出場する社員の他に溶接資格取得のため練習していた社員へのアドバイスもしていただきました。

 実際の職人技術を目の前にして皆が目を輝かせていました。そして分かりやすく教えてくれる中里氏に職人への憧れを感じざるを得ませんでした。

二日間にわたってご指導いただいた中里氏へ多大な感謝を申し上げるとともに、県大会に向けてさらなる努力を重ねていきたいと思います。